コロナ禍での換気について
CATEGORY : ログハウス
新型コロナウイルス感染症の世界的感染が始まってからもう1年以上が過ぎ、今までの生活が大きく変わったと思います。
その中で、お客様よりご質問いただいた内容がございますのでここで、紹介したいと思います。
いただいたご質問は、換気量を大きくするには、また二酸化炭素モニターについてでした。
そもそも換気について
必要な空気量(気積=m3/h)のことを指します。
例えば住宅等の居室で、床面積50m2、天井の高さ2.5mとした場合の必要有効換気量は、
「0.5(1時間当たりの換気回数)×50m2×2.5m」の計算で62.5m3/hとなります。
上記は建築基準法に則るところになります。
しかし現在のコロナ禍での指標では、1人=30m3/hとなっています。(厚労省HPより)
コロナ禍において必要換気量とは、建築基準法とはまた別の基準で考える必要があります。
”どのくらいの広さの部屋”に”何人がいる”か重要視する必要があります。
ですので換気量を大きくする、または同時にいる人数を制限するのが効果的です。
またCO2モニターを設置し”見える化”も良い対策です。
ただ今までの基準の部屋に設置をするだけではあまり良くない数値が出ると思います。
その際には、
1 換気扇を『強』で使用する。
2 換気扇を増設、拡張する。
3 窓を対角に、または窓がひとつしかない場合、出入口を利用して空気の通り道を作ってあげる。
こちらが現在言われているコロナ禍における換気になります。
また新しい情報がありましたら紹介させていただきます。